アルカディアのドラムの記事を見て
8割のギタドラ人に「絶句」という2文字が出ますね。
以下、p99上段の記事。
Q. 見ようみまねでクロスハンドを使っているけど、本当はどこで使うの?
A. シンバルとハイハットをたたくときなど使いどきはさまざまです。クロスハンドが使われるのは、シンバルとハイハットを片手でさばきたいときなどですが、そのほかもさまざまです。
言いたいのは「クロス打ちは、スネア+ハイハットの組み合わせだけではない」「左シンバルという選択肢もある」ということだと信じています。(「シンバル(とハイハット)を片手でさばきたいとき」と書いてあるので)
でも、この書き方でそれをわかれというのも無理があるのではと思うのですが…
このときに、クロスする手が逆になってしまうとスティック同士がぶつかり合い、非常にたたきにくいため、必ず左手でハイハット、右手でスネアを叩くようにしましょう。
全く持って意味不明。そもそも、どこがクロス?
何で素直に、「上下関係として高いほうのパッドを叩く手が上」と言わないのでしょう。
クロスハンドはココで使え!!
例えば、スネアを左手でたたきながら、ハイハット→シンバルを右手でたたきたい場合があります。
ほかには、8拍子のハイハットといった左手だけでは辛い連打と、スネアとバスを交互にたたくときなど。
クロスハンドでたたけばとても楽になります。
1文目: 前提条件として「左手刻みよりも、右手刻みのほうが安定する場合」という一言が必要でしょう。
私は、右手順が得意だからピンと来ますが、左手順が得意な人や、そもそも「右手順・左手順」のキーワードがわからない人に言っても「なぜ『たたきたい場合がある』」のかはわからないでしょう。
そして、2文目と3文目で「クロスでたたけばとても楽になります。」と言い切るのが明らかに間違っている。
これは「右手刻みの方が安定する人が」楽になるだけのはなしです。
左手刻みのほうが安定する人は、オープンで充分です。
アルカディアは、以前もクロスに関して的を得ない話をしていましたが、これは、クロスの意図や方法を理解しないまま書いているのが原因だと思われます。
この記事でも見て反省してください。