タッチタイピングって…
われわれ、コンピュータやWorld Wide Webに触れている人間にとって非常に重要なスキルですよね。
ドキュメントやプログラムを書くときもこれができるのとできないのとで能率が数倍違いますし、チャットなどでもこれができないとキー入力に気を取られている間に話題が流れてしまいます。
ただ、タッチタイピングを一朝一夕で使いこなすことが難しいことも事実。そこで開発されたのがタイピング練習ソフトです。
タイピング練習ソフトとしては、ムエタイのコマーシャルでお馴染み、ソースネクストの特打[とくうち]やプラトのキーボードマスターなどがあります。
最近では、「北斗の拳」「明日のジョー」「宇宙戦艦ヤマト」など、キャラクターものを使ったり、セガのガンシューティングゲーム「The House Of the Dead )」を改良して「The Typing Of the Dead 」を作るなどゲーム性を取り入れるなどして馴染みやすくしているものもあります。
しかしながら、現状としてこれらのものは「出てきたアルファベットを打つ」とか、意味のない
渋谷のゲームセンター「アドアーズ」にて、ひとつのタイピングゲームのロケテスト---正式稼動する前のプロトタイプ置いてユーザの反応を見るということが行われておりました。
アルゼ社の「Type Tunes」と呼ばれるものです。
写真がぶれていて恐縮ですがこのゲームは見ての通り、画面に表示された文字を打つと言うタイピングゲームです。もちろん、それだけではただのタイピングゲームです。実はこれは、有名な音楽の歌詞なのです。ちなみに、これはWhite Berryの「夏祭り」です。
しかも、ただタイピングするだけではありません。目の前で歌手が歌うのにあわせてタイピングする必要があります。
このように「歌にあわせる」ことができれば、「リズミカル」にタイプを行うことができるようになると考えられます。
歌というものはそもそも「リズム」を持ちます。その「リズム」に合わせて打つということは、歌の「リズム」に乗って打つ---「歌いながら打つ」ような感覚でタイピングすることができるのです。
それは、丁度ここ(マナー研修)で行う
たしかに、歌のリズムとしゃべりのリズムは多少違うとは思いますが、このような練習法は「生の英語」ならぬ「生のタイピング」を覚える上でも重要ではないでしょうか。
ゲームの上でも正しくリズミカルにということを連続してタイプすることができれば2乗オーダー*1で点数が上昇するという感覚も他の音楽ゲームと比べても遜色はありません。
課題曲も版権曲が使われているので、一般客の方も非常に馴染みやすいかと思います。
このゲームはWorld Wide Webに接続されているので全国ランキングを閲覧することもできますし、自分のデータも「ぷらっとねっと」と呼ばれるカードに保存することができますので、自分の実力を高めようとするモチベイションも上がります。
もしかしたら、近い将来これを応用した
名シーンを鑑賞しながら「立て、立つんだ ジョォーーーーーー」とかを打つことができると言うのは一部の方はお喜びになるのではないでしょうか。