はてなアイディア
これは、はてなダイアリーやはてなフォトライフを利用している「はてな会員」が各種はてなのサービスについて意見を言うことができるというサービスです。
http://i.hatena.ne.jp/
各会員は1000のアイディアポイントというものを持っていて、そのポイントを投資して要望を出します。そして、同意できる要望にはにコメントしながら投資することもできると言うシステムです。
ここに、「是非これは」というアイディアを提案いたしましたので、紹介いたします。
私のブログにいくつかのリンクが張ってあることにお気づきの方が多いかと思います。
これは「はてなワード」と言って、これに登録されている言葉をその道に詳しくない人に説明します。例えば、ブログにコンピュータ用語を連発しても随時解説してくれるので、コンピュータに詳しくない人でも安心してそのブログを見ることができると言う便利な機能です。
その言葉を使っているブログを逆探知して同じような話題を持っている人を探したりと非常に便利な機能です。
そこで、この記事を御覧ください。
「セントラル」という言葉にはてなワードのリンクがされていることにお気づきかと思います。ここでいう「セントラル」はもちろん渋谷のゲームセンターの名前であり、特別有名なゲームセンターではありませんので、この意味では登録されていませんし、自分も登録するつもりはありません。
さて、この意味以外でどんな意味で「セントラル」という言葉が使われているのかと興味を持ってリンクを辿ってみれば、
【central】中央の。
これだけ。
このような言葉は存在する価値はあるのでしょうか。
こんなのは辞書を見れば誰だってわかりますし、この意味で使っている人はごまんといすぎてコレをきっかけに同様な話題を持っている人のブログを見つけることはできるとは考えられません。
しかし、実はこのワード自体は必要なのです。
なぜなら、「セント」というキーワードが存在するのです。
このワードは
音程を示す単位で、1オクターブが1200セントと定義されている。 「平均律」の場合、半音はこの1/12の100セント、全音はその2倍の200セントとなる。 音律や純正な音程といった微細な音程差が問題になる場合に使われる。 例えば、平均律の長3度は400セントであるが、純正な長3度(和音に濁り、うなりが生じない音程)は約386セント…((以下略))
と立派に意味を持っております。これが本当に「セント」という意味で使われているならリンクしてほしい重要な単語です。
しかし、このままでは全ての「セント」がつく単語---「セントラル」に「セント」というリンクが付いてしまうのです。
ところで、はてなワードへのリンクというものはそこに登録されている物の中で最長マッチをしています。従って「セントラル」と書かれていれば「セント」よりも長い「セントラル」に優先してリンクされるのです。
つまり、「セントラル」というものはこの現象---いわゆる「誤爆」---を防ぐためだけに作られたものなのです。
たしかに、この「セントラル」のような所謂「誤爆回避ワード」そのものは必要です。しかし、これはこれらの事情をご存知の方でないと「なぜ登録する必要があるのか」がわかりません(現にうっかり「セントラル」というワードを消そうとしてしまいましたし;;;)。
このブログを御覧になっている方はキーワードを作成したことのある人だけとは限りませんし、ましてやはてな会員であるとも限りません。
このような、誤爆回避のため「だけ」に作られた単語というものはそれ自体にも有意義な意味があるのはともかく、それがリンクされる必要性があるのでしょうか?
こんな単なる辞書義だったらわざわざリンクさせてまで見せる必要はないですし、本来の「ブログ同士のキーワードリンク」という目的も果たすとは考えられないです。
その状況というものははてな会員のわがままだけで見過ごすことはできるでしょうか。お客様第一主義はどこへ行ったんでしょう。
そこで、私はこのアイディアを提案しました。
はてなキーワードのカテゴリに「誤爆回避キーワード」を作ってほしいです。誤爆回避のためだけにキーワードに意味を付加したり、リンクされたりするのは非常に鬱陶しいです。
はてなキーワードには「一般」「アニメ」「ゲーム」「音楽」などのカテゴリを持っています。
その中に「誤爆回避キーワード」というカテゴリを設けるのです。
そして、このカテゴリにある単語には「リンクされない」という特殊な機能を設けます。
すると、誤爆回避のために作られた言葉---「セントラル」には意味を付加する必要もなければリンクもされません。
もちろん、最長マッチのため本来誤爆したくない言葉---「セント」にもリンクされないのです。
「特定のカテゴリ」に特殊な機能を設けることは簡単なことですよね?「削除予定キーワード」というカテゴリにはご立派な機能*1を付けているのですから。
*1:ワードをそのカテゴリに指定すると、7日間待ってからそのワードが削除される。また、このときワードを編集したことのあるひとにメールで通知される