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議論の視点

パソコンが詳しい人の悪い点 vs. パソコンが詳しくない人の悪い点

このコラムに関して。

あなたの身近にいるパソコンにとても詳しい人について、その人のイヤなところ、やめて欲しいこと、改善して欲しいこと、ダメな点などをお聞かせください。

VS

あなたの身近にいるパソコンにあまり詳しくない人について、その人のイヤなところ、やめて欲しいこと、改善して欲しいこと、ダメな点などをお聞かせください。

まあどっちもどっちといったところか。

一応パソコンに詳しい人の部類に入るであろう自分の意見を言わせてもらうと、わかるようにする努力をしないというのが一番イヤ。
質問に対するコメントで『パソコン初心者ですという言葉を免罪符だと思っている人が多い』とあるが、まさにそのとおりだと思う。


なんというか、この質問を見ると「教えて君」が出てくる理由がよくわかる。向こうには向こうの言い分があるかもしれないわけだが。

(http://d.hatena.ne.jp/kazu_kamo/20060603/1149330695)





これが全文です。
一目見ただけでわかると思いますが、この人は「パソコンが詳しくない人についてのイヤなところ」しか語っていません。


私がこのアンケートを見たら、確かにid:kazu_kamoさんのおっしゃった意見も出るでしょう。(これは、これで正しいことだと思います。)
ただ、それとは別に


自分の知っていることを他人も当然知っているだろうという感じで、
説明のなかに専門用語が多々出てきて理解できなかったりします。
自分の知識の多さをひけらかしたいのかと考えてしまいます。

(http://q.hatena.ne.jp/1148973626 16: kwa1210さんの回答)
つまり、「(説明する側が)わかるようにしていない節がある。これは自分にもあてはまりそうだから気をつけなきゃ。」という見解が出て然るべきだと思います。
教えて君」が出る理由のひとつとして、たしかにid:kazu_kamoさんのおっしゃるとおり、(パソコンに詳しくない人が)『わかるようにする努力をしない』ということもあげられます。
ただ、もう一方の側面として(パソコンに詳しい人が)『わからせる努力をしない』のも問題だと思います。
説明者がする説明の「単語ひとつひとつ」が質問者に対して噛み砕かれていないから、説明がわからない。
→だからそれについて質問者は質問せざるを得ない。
→これを見た説明者は、どんどん質問してくる質問者を『教えて君』と呼ぶ。
ということです。
これは丁度、慶應大学文学部の英語の入試問題と同じかと。辞書の持ち込みは可能だけど、(英文の分量と、試験時間の都合上)「ほとんどの単語がわからない状態」で望んだら時間が足りない。それと同じです。
多分、そこまで「パソコンについて語る」人で、ましてや「音ゲ人」だから『フールプルーフ』という言葉が頭からスッポリ抜けているということはありえないと思うのですが。


それは、この記事に関しても同じ。
この記事は、もう一回クリアしてから書く予定だったのですが、まさにタイムリーな話題が出ていたので、書かせていただきました。
確かに、「ページを調べる」とか「過去ログを検索する」とかは、質問する側のする努力として必要です。
しかし、質問者の求める回答を調べにくい場所に置いておいて、「攻略ページを見ない人が多い」と嘆くのは筋違い。それと同じです。

議論の視点

さらに言うと、先ほどのコラムは、この記事を書いた人と同じです。
どちらの記事にしても、「自分の立場でしかものを書いていない」ように感じられます。


だから、この記事にしたって(「ギタドラだけ」について語れば結構まともな議論もあるのに、)無理して他の音ゲと比べようとしたり、「ギタドラならではの美点」をさも「欠点」のように書いたり(「コンボ」「ジャンル」の議論がそれ)。
さらに言うと、「4ヶ月待たされた」ということに関する反論にこの記事を使ったことも問題。(http://d.hatena.ne.jp/kazu_kamo/20060525/1148544990)
「『待たされた』と感じる。その理由は自分がBe For Youのファンだから」ということを、まさに具現化した回答です。(「Be For Youのファン」の意見を「音ゲ人」の意見として擦り変えている。)
「音ゲ人はみんなBe For Youのファンでなくてはいけないのですか?」という質問をしたいくらいです。


議論をする上では、「『自分の主観』と『客観的な意見』が入れ替わっていないか注意することが必要かと思います。

反省

ただ、そう考えて自分の記事を振り返ってみたら、やはり『自分の主観』=『客観的な意見』になっていることも多そうだなとも思います;;;
こういうことを書くからには、その点を自分も注意しなければならないかと。

  • どこまでが、「自分の意見」で、どこからが「客観的な意見」か。
  • さまざまな側面について全て語りつくしているか
    • 「言いたいことだけを言って終了。」となっていないか。
    • 相手の意見は一部でも「認める」ことが大切。